フローリングの掃除方法は?汚れ別の対処法や注意点を解説!

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フローリングの掃除方法は?汚れ別の対処法や注意点を解説!
  • 公開日:2022年01月17日
  • 更新日:2022年01月17日

【目次】

フローリングの種類とは?

フローリングは無垢フローリングと複合フローリングの2つに分類できます。一見同じように見えて、それぞれ異なる構造や性質をもつフローリングは、その種類によって適したお手入れ方法も異なります。フローリングを正しくお手入れをするためにも、それぞれの特徴を知っておきましょう。

無垢フローリング

無垢フローリングは、天然木を100%利用した床材です。床材には無垢材が使われて、ほかの木材は一切使用されていません。無垢フローリングに使われる木材の代表的なものは、パイン材、ヒノキ、杉やウォールナットなどです。

無垢フローリングは、柔らかく、傷つきやすい、変形しやすいなどの特徴があります。お手入れは乾いた布と掃除機で。水に濡れたらすぐにふき取ることで、独自の風合いや木が本来持つ自然な柔らかさ、経年劣化を長く楽しめるようになります。

複合フローリング

複合フローリングは、複数の合板を張り合わせ、表面を木材やシートで覆ったフローリングです。比較的お手入れがしやすいのが特徴で、硬くしぼった雑巾を使えば、水拭きや中性洗剤の使用も可能です。また、薄めれば重曹やセスキ炭酸ソーダも利用できるとの声もあります。複合フローリングは種類が多いため、重曹やセスキ炭酸ソーダなどの洗剤は目立たない場所で試してから使用するようにしましょう。

【汚れ別】フローリングの掃除手順

フローリングは、カーペットや畳と比べて掃除がしやすく、衛生的な状態を保ちやすいといわれています。しかし、日々の生活でどうしても汚れてしまうもの。フローリングをきれいに保つには、掃除の正しい手順を知っておくことが大切です。日々のお手入れの手順と合わせて、気になる汚れの掃除方法についても解説します。正しいお手入れの順番を知って、フローリングを清潔に保ちましょう。

ホウキやクイックルワイパーでホコリや大きなごみをとる

フローリングの掃除というと、掃除機でゴミやホコリを吸い取るイメージが強い人も多いでしょう。掃除の最初に掃除機をかけてしまうと、小石など小さな硬いゴミを吸い取るときにフローリングに傷をつけてしまいかねません。

また、掃除機の風圧でかえってホコリを撒き散らしてしまう心配も。まずは、ホウキやクイックルワイパーなどで部屋のホコリやゴミを部屋の一角にまとめるようにしましょう。人が活動していない夜のうちホコリやチリが床に落ちるため、朝起きてすぐに掃除を行うと効率的です。

掃除機でゴミを吸い取る

続いて、ホウキやクイックルワイパーで取り切れなかった細かいゴミを掃除機で吸い取ります。フローリングの目地にそって掃除機のヘッドを動かすと、ゴミが取れやすくなります。壁際や窓のサッシ、部屋の角などはゴミやホコリが溜まりやすい場所。掃除機のノズルを細口のものに付け替えて、隅々まで掃除をするようにしましょう。

硬く絞った雑巾で湿り拭きをする

ホコリやチリなどの細かいごみをとったあとは、湿り拭きをします。湿り拭きとは、濡れ雑巾を乾いた雑巾で挟んで絞ったもので拭くこと。

フローリングの表面に付着した食べ物や皮脂汚れなどは、乾いた雑巾では汚れを落としきれません。フローリングの表面に付着した汚れをとるためにも、週に1回は湿り拭きを取り入れるようにしましょう。

半年に1度のワックスがけの手順はこちら

フローリングを傷から守るためにも半年に1回のワックスがけがおすすめ。ワックスは、晴れていて空気が乾燥している日に塗るようにします。床材や仕上げる方法によって、利用するワックスが異なります。フローリングの素材にあわせたワックスを塗布するようにしましょう。

ワックスを塗る前には掃除を行い、ゴミやホコリ、皮脂汚れなどを取り除きます。ワックスを塗りたくない部分があるときは、事前に養生テープやビニールでマスキングしておきます。ワックスを塗ったあとは1時間ほど乾燥させれば、ワックスがけは完了です。

頑固な油汚れや黒ずみには洗剤を使用

皮脂よごれや食べこぼしなどは湿り拭きでとりのぞけますが、キッチンの油汚れやフローリングの黒ずみは、時間が経つと湿り拭きだけではふき取れない頑固な汚れとして残ってしてしまいます。

キッチンの油汚れには中性洗剤を、フローリングの黒ずみには床専用のクリーナーを使用します。洗剤やクリーナーを使ったあとは、薬剤がフローリングに残らないように湿り拭きを忘れずに行いましょう。

カビにはアルコール消毒液がおすすめ

フローリングはワックスでコーティングされているため、カビは生えにくいといわれています。しかし、敷きっぱなしのカーペットの下や結露した窓付近など、湿気が溜まりやすい場所にはカビがはえてしまうこともあります。フローリングにできたカビはワックスの下まで根がはってしまうと落とすのが大変になるため、見つけたら早急の対処が必要です。

カビにはアルコール消毒液を利用します。まず、フローリングを湿り拭きしたあとにアルコール消毒液をかけて空拭きをします。その後、再度乾いた布で拭けば完了です。

フローリングの掃除をする際の注意点

フローリングの掃除は、方法によってはフローリングの劣化を招いてしまうことがあります。フローリングと掃除の組み合わせについての注意点を紹介します。

オイル塗装フローリングの掃除には、水・クリーナーはNG!

フローリングには塗膜がないため、水やクリーナーの成分が入ると変色やシミの原因となることがあります。

薬品を含んだ化学雑巾やモップは使用できない

オイル塗装フローリングには、薬品を含んだウェットタイプのモップやシートは使えません。ウレタン塗装の場合でも、長時間床に置きっぱなしにしたりすると、床が変色することがあります。

スチーム洗浄機の使用もNG

スチーム洗浄は高圧高熱蒸気による洗浄なので、フローリングのヒビ、膨張、変色などを起こす場合があります。

薬品を使った掃除は要注意!

油汚れはアルカリ洗剤でよく落ちますが、フローリングに使用すると被膜を溶かしてしまうことがあるのでおすすめできません。

フローリングを綺麗に保つ方法とは?

フローリングを綺麗に保つ方法には「ワックス」と「コーティング」とがあります。ワックスは自分でも施工可能ですが、半年〜1年ほどで定期的な塗り直しが必要。コーティングは1回施工すれば10年以上はフローリングの綺麗さを保てる一方、費用と時間がかかります。

ワックスを使用する方法

フローリング用の一般的なワックスとは、合成樹脂を水に溶かし込んだ「水性樹脂ワックス」のことをいいます。塗って乾かすと強い塗膜ができ、フローリングに汚れやキズができないようにしっかりとガードします。

ワックスは床の塗装や材質に合ったものを選びましょう。オイル仕上げのフローリングには、ろうを有機溶剤に溶かし込んでいる「油性ワックス」を。表面塗装のない白木のフローリングには、「白木用ワックス」を使います。

まずはフローリング表面のゴミをきれいに取り除き、ベタつきや油分、黒ずんだ汚れをクリーナーで落として水拭き。床表面が乾いたら、ワックスを木目方向に沿って塗り広げます。ワックスがベタつかなくなるまで、1時間ほど乾かしたら完成です。

ワックスの塗膜は毎日の生活で少しずつ削れてしまうので、半年〜1年に1回は塗り直すのがおすすめです。

コーティングを使用する方法

コーティングとは、ワックスよりも耐久性に優れた塗膜を床表面に形成する施工をいいます。「UVフロアコーティング」の耐用年数は15〜30年ほど、耐水性に優れ乾燥までの時間はほかのコーティングよりも短く済みます。「ガラスフロアコーティング」は耐水性と硬度、耐薬品性に優れたタイプで、耐用年数は15〜20年ほど。「シリコンコーティング」は耐用年数10〜20年でコスパが良く、滑りにくいのが魅力です。いずれも自力で施工するのは難易度が高いため、施工業者に依頼しましょう。

UVフロアコーティング以外のコーティングを行うと、床を歩けるようになるまで5時間ほど、ものを置けるようになるまでは24時間以上必要です。すでに入居中の場合は1部屋ずつ施工したり、施行中にホテルなどに泊まったりしなければなりません。

コーティングをすればフローリングを長期間きれいに保ってくれ、ワックスのように塗り直しが必要なくなるのが大きなメリットといえます。

フローリングの掃除はプロに依頼するのがおすすめ

フローリングを常に清潔で美しく保つためには、実はとても大変なこと。フローリングはデリケートな床材なので、汚れが取れないことや、メンテナンスが大変だと感じる人も多いのです。そんな時には、プロにフローリングの掃除を依頼するのがおすすめです。フローリング掃除をプロに依頼するメリットを2つ紹介します。

プロの掃除技術でキレイが長続きする

自分でフローリングを掃除しても、汚れがなかなか綺麗にならないこともありますよね。フローリング掃除のプロなら、専用の薬剤や機材を使用し、しかもプロの掃除術を駆使してフローリングをピカピカに仕上げてくれます。プロの掃除技術で、キレイが長続きするのも嬉しいポイントです。

自分の時間と体力を有効に使える

毎日のフローリング掃除はできても、ワックスがけは時間もかかり、そのうえ体力も必要です。そんなときには、プロにフローリングのケアを依頼することで、あいた時間を有効活用できますよ。のんびりくつろいでいる間にフローリングが綺麗になるのは嬉しいですね。

フローリングの掃除をプロに依頼した方の体験談

2人のスタッフさんが来てくださり、まずは家具移動などの下準備をしてから床のゴミを吸い取ってくれました。フローリング全体に専用洗剤をつけ、汚れを浮き上がらせてから水気と汚れを手早く拭き取り。洗剤が残らないようにと何回も水拭きしてくださって、きめ細かい仕事ぶりに感動しました。

家具の下部分などは長い間ほったらかし、子どもが汚したひどい汚れもそのままになっていましたが、スタッフさんが専用の洗剤で拭いたら見違えるように。

ここまででもだいぶきれいになっていましたが、床が乾いてからはさらにワックスがけをプラス。だいぶ放置してしまっていたためにワックスの剥がれがあると言われ、残っていたワックスを剥離してからの作業に。ワックスはフローリングの素材に合ったものを使用されているとのことで、作業後は新居のような光沢が戻っていました。スタッフさんからはワックスの光沢は半年ほど保ち、汚れがつきにくくなる効果もあると教えてもらったので、毎日のお掃除が楽になりそうです。

自分だけでは掃除しきれない部分もやってくださり、できたとしてもどれだけの時間がかかったのかと思うと気が遠くなります。クリーンクルーさんは仕事が早くて丁寧で、ワックスを入れても2人で2時間ほどであっという間に仕上げてしまいました。これくらいの時間なら別の用事があるときでもお願いできますし、予定が立てやすいのが嬉しいです。次回もクリーンクルーさんにお願いするつもりです。

クリーンクルーのフローリングクリーニング|床(フロア)掃除・ワックス

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