大掃除リストを使って効率的な大掃除をしよう!迷わないための手順・準備を徹底解説 コラムハウスクリーニング 公開日:2022年10月07日 更新日:2024年07月24日 年末の大掃除で一年間の汚れを一層すれば、清々しい気持ちで新年を迎えられます。家中の掃除箇所や適切な洗剤、掃除グッズなどを一つひとつ把握するには、大掃除リストを作成するのがおすすめです。家族と同居している場合は、掃除箇所を振り分けて役割分担やスケジュールを立てたり、掃除済みかどうかのチェックをしたりもできます。掃除を漏れなく計画的に行うためにも、事前に大掃除リストを確認しておくと便利です。 【目次】 ・大掃除の前にすること ・キッチンの大掃除チェックリスト ・洗面所の大掃除チェックリスト ・浴室の大掃除チェックリスト ・洗濯機の大掃除チェックリスト ・トイレの大掃除チェックリスト ・お部屋(リビングなど)の大掃除チェックリスト ・ベランダの大掃除チェックリスト ・玄関の大掃除チェックリスト ・プロの大掃除は「クリーンクルー」にお任せ! ・大掃除の後にキレイを保つための工夫 ・まとめ 大掃除の前にすること 年末の大掃除は、一年の間に溜まった汚れを一掃するチャンスです。しかし、掃除箇所や準備しなければならない洗剤なども多いため、事前の計画が非常に大切になってきます。ここからは、大掃除の前にやっておくべき準備についてチェックしていきましょう。 スケジュールをたてる 大掃除は掃除をする場所が多いため、スムーズに進めるためには事前の段取りが欠かせません。休日など特定のタイミングで丸一日時間を使って大掃除をしたり、数日間に分けて少しずつ進めていったりと、進め方はそれぞれの予定やライフスタイルによってさまざまです。しかし、どちらのケースでも「いつ」「どこを」掃除するかというスケジュールをたてることで、効率よく大掃除を行えます。家族で分担して大掃除を行う場合には、家族の予定も考慮しながら、ゆとりを持ったスケジュールをたてましょう。 リスト化 大掃除は、年末に1年の汚れをしっかりと落とすために行う掃除です。普段の掃除とは違い、いつもはしない場所の掃除もするので、抜け漏れなく対応することが必要です。そのため、掃除する場所ごとに、具体的な掃除方法やこなすべきタスクをリスト化していきましょう。家族で分担する場合は、リストに担当者の名前を入れると受け持ちの場所がわかりやすくなります。大掃除リストでチェックしながら進めていくと、家族と進捗状況を共有できて非常に便利です。 道具を揃える いざ大掃除を始めようとしても、掃除道具が無ければ掃除を始められません。直前になってバタバタしてしまわないように、大掃除に使う道具は事前に揃えておきましょう。基本的には普段の掃除で使用している道具をそのまま活用できます。 大掃除に必要な道具 大掃除に必要となる主な道具は以下の通りです。 ・マスクやバンダナ ・ゴム手袋や軍手 ・雑巾 ・バケツ ・割り箸や使い古しの歯ブラシ ・新聞紙 ・エプロン どの道具も、日頃の掃除から活用できる道具なので、常に準備しておくと便利です。 マスクや軍手、エプロンは掃除中にホコリなどを吸い込んだり服や体が汚れたりするのを防いでくれます。その他にも、目がかゆくなりやすい人はゴーグルを使用するなど、自分にあった道具を準備してください。 大掃除におすすめの掃除用洗剤 掃除する場所によって汚れの種類はさまざまですが、基本的に汚れは反対の性質を持った洗剤で中和させると落としやすくなります。つまり、アルカリ性の汚れには酸性、酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を使用するのが効果的です。 断捨離を行う 大掃除でありがちな失敗は、片付けと大掃除を並行して行おうとして余計な時間がかかってしまったり、片付けが終わらず収拾がつかない状態になってしまったりすることです。大掃除も片付けも、やり慣れていないことにはかなりの時間がかかってしまうので、それぞれ十分な時間をとって取り組むようにしましょう。余分な物が少ない方がスムーズに掃除が進むので、大掃除のスケジュールが決定したら当日までに断捨離をしておくのがおすすめです。 キッチンの大掃除チェックリスト キッチンの大掃除場所一覧 毎日の食事作りで使うキッチンは、大掃除でもしっかりと時間をかけて対応したい場所のひとつです。キッチンを使うたびにこまめに掃除をする習慣をつけておくと、大掃除のときに楽ができるのでおすすめです。キッチンで大掃除を行う場所は以下のとおりです。 ・シンク、排水口 ・コンロ ・換気扇 ・冷蔵庫 ・電子レンジ ・食器棚、食品棚 キッチンの大掃除に必要なグッズや洗剤 キッチンの大掃除では、汚れの種類に応じたグッズや洗剤が必要です。キッチン掃除専用の洗剤のほか、重曹とクエン酸、酸素系漂白剤があると便利です。手肌への負担を防ぐためゴム手袋を使用し、汚れの掃除や拭き取り用にスポンジや雑巾を準備しましょう。 キッチンの大掃除のポイント キッチンは家の中でも特に、油汚れや水アカなど、いろいろな種類の汚れがある場所です。汚れの種類によって、もっとも効果がある洗剤を使うのが効率的にキッチンの大掃除をするポイントです。油汚れには重曹、水アカにはクエン酸が効果的です。 キッチンの大掃除では、冷蔵庫の中の掃除も念入りにしましょう。固く絞った雑巾で水拭きして、アルコール除菌剤を使って除菌するのがおすすめです。 洗面所の大掃除チェックリスト 洗面所の大掃除場所一覧 洗面所の大掃除では、洗面台の落ちにくい汚れ落としが中心となります。また、普段はなかなか整理整頓が難しい棚の中の小物類も、大掃除のタイミングではしっかりと確認してください。洗面所で大掃除が必要な場所のリストは以下のとおりです。 ・洗面台 ・洗面台下の収納棚 ・排水口 ・鏡 ・収納棚の中 ・床と壁 洗面所の大掃除に必要なグッズや洗剤 洗面所の汚れは、水回り専用の洗剤、重曹とクエン酸を使います。ブラシとスポンジ、水分を拭き取る雑巾も準備してください。カビが発生している場合には、カビ取り剤をラップで馴染ませるのがおすすめです。 洗面所の大掃除のポイント 洗面所の大掃除では、いつも使っている洗面台の掃除がメインとなります。洗面ボウルはもちろん、蛇口と鏡の水アカも落としましょう。水を含ませたメラミンスポンジで軽くこすり、水分をしっかりと拭き取ってください。 浴室の大掃除チェックリスト 浴室の大掃除場所一覧 水回りの中でも特に、ぬめりやカビが気になるのが浴室です。毎日のお掃除では取りきれなかった頑固な浴室の汚れは、大掃除のタイミングで徹底的に落としましょう。浴室の大掃除場所のリストは以下です。 ・天井、換気扇 ・鏡 ・床、壁、ドア ・浴槽 ・排水口 浴室の大掃除に必要なグッズや洗剤 浴室の大掃除では、普段使用している浴室用の洗剤とスポンジのほかに、重曹とクエン酸、メラミンスポンジがあると便利です。大掃除をした後に水分を拭き取るための雑巾も準備してください。 浴室の大掃除のポイント 浴室の大掃除では、いつもの掃除ではなかなか取れないカビや汚れを一掃しましょう。カビ取り剤を使用するときには、換気をしっかりとすることが大切です。手肌の保護のため、ゴム手袋の着用も必須です。 洗濯機の大掃除チェックリスト 洗濯機の大掃除場所一覧 キレイになったはずの洗濯物からイヤな匂いがする場合、大掃除では洗濯機の掃除も念入りにするのがおすすめです。洗濯機の大掃除リストは以下です。 ・洗濯槽 ・洗剤入れ場 ・洗濯バン、排水ホース 洗濯機の大掃除に必要なグッズや洗剤 洗濯機の大掃除に使うと便利な掃除グッズは、洗濯槽専用の酸素系漂白剤です。通常の酸素系漂白剤でも代用できます。また、洗剤入れ場に残った洗剤や柔軟剤は、水を含ませた雑巾で拭き取ってください。 洗濯機の大掃除のポイント 洗濯機の大掃除では、洗濯槽のカビや汚れをキレイにしておきましょう。まずはぬるま湯をためて、規定量の酸素系漂白剤を投入します。15分運転後に数時間放置して、再度15分運転したら排水して漂白剤を洗い流します。 トイレの大掃除チェックリスト トイレの大掃除場所一覧 トイレ掃除は気が進まず面倒だと感じる人が多いかもしれません。しかし、汚れが溜まりやすい場所だからこそ、大掃除で徹底的に掃除をしておきましょう。トイレの大掃除リストは以下のとおりです。 ・便器の中 ・便器の外 ・壁、床 ・手洗い場、タンク トイレの大掃除に必要なグッズや洗剤 トイレを大掃除するときには、トイレ専用の洗剤と重曹、クエン酸も活用しましょう。ゴム手袋と便器用ブラシは必須です。使い捨てタイプのお掃除シートがあると、トイレの大掃除がより手軽に進められます。 トイレの大掃除のポイント 毎日の軽い掃除をしておけば、便器の頑固な汚れは防げます。普段の掃除で意外と忘れがちなのが、壁や床の掃除です。水や尿の飛び散りがあるので、重曹とクエン酸スプレーで拭き掃除を行いましょう。 お部屋(リビングなど)の大掃除チェックリスト お部屋(リビングなど)の大掃除場所一覧 リビングや部屋の大掃除では、まず片付けをしてから掃除すると効率的です。大掃除のタイミングで、不要になったものを処分するのもおすすめです。リビングや部屋の大掃除場所リストは以下のとおりです。 ・床 ・エアコン ・窓ガラス、サッシ、網戸 ・照明器具 ・天井、壁 ・カーテン ・家電 お部屋(リビングなど)の大掃除に必要なグッズや洗剤 リビングや各部屋の掃除をする際には、床の素材に合った掃除方法を選ぶことが大切です。掃除機や床用洗剤、ワックスなどを活用しましょう。窓ガラス専用の洗剤とワイパー、サッシ掃除には不要になった歯ブラシもあると便利です。 お部屋(リビングなど)の大掃除のポイント 普段の部屋掃除でなかなかできないのが、エアコンの掃除です。大掃除のタイミングで、エアコンの掃除も必ず行いましょう。エアコンの自動洗浄機能も活用してください。結露による湿気や埃が溜まると、カビが発生しやすくなります。エアコン前面のフィルターを外して洗浄し、しっかりと乾燥させてから戻します。エアコン内部の匂いが気になる場合には、専門業者に内部の洗浄を依頼するのがおすすめです。 ベランダの大掃除チェックリスト ベランダの大掃除場所一覧 室内に比べて優先順位が低いので、ついつい掃除が後回しになりがちなベランダですが、大掃除のタイミングでしっかり掃除してください。ベランダの大掃除の掃除場所リストは以下のとおりです。 ・網戸、雨戸 ・床 ・手すり ベランダの大掃除に必要なグッズや洗剤 ベランダには土埃が溜まりやすいので、ちりとりとほうきで土埃を集めてください。埃がたつのが気になる場合には、新聞紙を濡らしてちぎり、ベランダにまいてからちりとりとほうきで掃いて捨てる方法がおすすめです。 ベランダの大掃除のポイント ベランダは、2〜3か月に1回掃除するのがおすすめです。大掃除でベランダの掃除をしたら、次は2〜3か月後に掃除しましょう。ベランダ掃除は土埃が舞うので、小雨や曇りの日か、風がない日に大掃除するのがおすすめです。集合住宅の場合には、近隣のお宅に配慮してベランダ掃除をしてください。また、ベランダの大掃除をする場合には、まずベランダに置いてあるものを片付けてから掃除をスタートします。不要なものは大掃除のタイミングで処分しましょう。 玄関の大掃除チェックリスト 玄関の大掃除場所一覧 室内よりも掃除頻度が低い玄関は、大掃除のときに徹底的にキレイにしましょう。来客が増える年末年始を前に、家の顔ともいえる玄関の掃除をしておくのがおすすめです。玄関の大掃除リストは以下のとおりです。 ・ドア ・天井、照明 ・床、壁 ・靴箱 玄関の大掃除に必要なグッズや洗剤 外部から土埃が入る玄関では、まずほうきとちりとりで土埃をとってから水拭きまたは洗剤で掃除します。重曹や酸素系漂白剤、ゴム手袋と雑巾を準備してください。 玄関の大掃除のポイント 玄関の大掃除では、土埃が舞うので、水で濡らした新聞紙をちぎって埃を吸着させてから掃除するのがおすすめです。ドアや床は固くしぼった雑巾で水拭きするか、汚れがひどいときには洗剤を使ってください。 プロの大掃除は「クリーンクルー」にお任せ! 業者掃除のメリット 年末の忙しい時期に大掃除をする余裕がないという人は、掃除のプロにハウスクリーニングを依頼するのもおすすめです。プロの技でピカピカになった自宅なら、毎日の掃除もはかどります。クリーンクルーでは、汚れが気になる場所をまとめて依頼できるプランが59,800円です。 クリーンクルーのおまかせおそうじ7ヵ所セット 料金相場 クリーンクルーでは、レンジフード、キッチン、浴槽、トイレ、洗面所、窓、床の7点をまとめて掃除してくれるプランが、通常価格より41%とお得に依頼できるチャンスです。この機会にぜひ、掃除のプロに依頼してみましょう。 大掃除の後にキレイを保つための工夫 汚れたらその都度掃除をする 大掃除で家中がピカピカになったら、キレイな状態をできるだけ長くキープしたいと思うものです。キレイな状態を維持するためには、使うたびにちょこっと掃除をするのがおすすめです。汚れたらこまめに掃除すると、汚れがこびりつかず、簡単に落とせます。家族みんなで自宅をキレイに保つ意識を共有して、汚した人がその都度掃除するようにしましょう。個々の負担にならずに、大掃除の後もキレイな状態を保てます。 カビは発生する前に防ぐ 湿気が溜まりやすい水回りなどのカビは、大掃除でしっかりとキレイにしたら、再びカビが発生するのを防ぎましょう。カビは発生してからだと除去しにくいので、まずは発生を防ぐことを心がけてください。水回りを使ったあとの換気はもちろん、水分が残っていたらタオルなどでしっかりと拭き取ることで、カビの発生を抑えることが可能です。洗面台や浴室、キッチンシンクは、使用後には水分を拭き取ることを習慣づけましょう。 油汚れは便利グッズ活用で汚れを予防 大掃除では、キッチンの換気扇やコンロの油汚れも念入りに洗浄します。油汚れも、再び汚れてしまうと掃除が大変な汚れのひとつです。そのため、大掃除の後には、便利グッズを活用して汚れを予防するのがおすすめです。コンロの周りには油跳ね防止のシートを使えば、シートが汚れたらはがして新しいものに交換するだけなので簡単です。また、キッチンの換気扇には、使い捨ての換気扇フィルターを設置すれば、こまめに交換してキレイを保てます。 まとめ 大掃除は、1年の汚れをすっきりと落として、気持ちよく新年を迎えるのに欠かせない掃除です。掃除をする場所が多いので、大掃除リストを作って計画的に進めていきましょう。この記事で紹介したリストの作り方とわかりやすいテンプレートを参考にしてください。チェックリストが管理できるアプリなどを活用するのもおすすめです。大掃除が大変だと思ったら、お掃除のプロであるクリーンクルーに大掃除を依頼してみてください。 クリーンクルーのハウスクリーニング
年末の大掃除で一年間の汚れを一層すれば、清々しい気持ちで新年を迎えられます。家中の掃除箇所や適切な洗剤、掃除グッズなどを一つひとつ把握するには、大掃除リストを作成するのがおすすめです。家族と同居している場合は、掃除箇所を振り分けて役割分担やスケジュールを立てたり、掃除済みかどうかのチェックをしたりもできます。掃除を漏れなく計画的に行うためにも、事前に大掃除リストを確認しておくと便利です。
大掃除の前にすること
年末の大掃除は、一年の間に溜まった汚れを一掃するチャンスです。しかし、掃除箇所や準備しなければならない洗剤なども多いため、事前の計画が非常に大切になってきます。ここからは、大掃除の前にやっておくべき準備についてチェックしていきましょう。
スケジュールをたてる
大掃除は掃除をする場所が多いため、スムーズに進めるためには事前の段取りが欠かせません。休日など特定のタイミングで丸一日時間を使って大掃除をしたり、数日間に分けて少しずつ進めていったりと、進め方はそれぞれの予定やライフスタイルによってさまざまです。しかし、どちらのケースでも「いつ」「どこを」掃除するかというスケジュールをたてることで、効率よく大掃除を行えます。家族で分担して大掃除を行う場合には、家族の予定も考慮しながら、ゆとりを持ったスケジュールをたてましょう。
リスト化
大掃除は、年末に1年の汚れをしっかりと落とすために行う掃除です。普段の掃除とは違い、いつもはしない場所の掃除もするので、抜け漏れなく対応することが必要です。そのため、掃除する場所ごとに、具体的な掃除方法やこなすべきタスクをリスト化していきましょう。家族で分担する場合は、リストに担当者の名前を入れると受け持ちの場所がわかりやすくなります。大掃除リストでチェックしながら進めていくと、家族と進捗状況を共有できて非常に便利です。
道具を揃える
いざ大掃除を始めようとしても、掃除道具が無ければ掃除を始められません。直前になってバタバタしてしまわないように、大掃除に使う道具は事前に揃えておきましょう。基本的には普段の掃除で使用している道具をそのまま活用できます。
大掃除に必要な道具
大掃除に必要となる主な道具は以下の通りです。
・マスクやバンダナ
・ゴム手袋や軍手
・雑巾
・バケツ
・割り箸や使い古しの歯ブラシ
・新聞紙
・エプロン
どの道具も、日頃の掃除から活用できる道具なので、常に準備しておくと便利です。
マスクや軍手、エプロンは掃除中にホコリなどを吸い込んだり服や体が汚れたりするのを防いでくれます。その他にも、目がかゆくなりやすい人はゴーグルを使用するなど、自分にあった道具を準備してください。
大掃除におすすめの掃除用洗剤
掃除する場所によって汚れの種類はさまざまですが、基本的に汚れは反対の性質を持った洗剤で中和させると落としやすくなります。つまり、アルカリ性の汚れには酸性、酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を使用するのが効果的です。
断捨離を行う
大掃除でありがちな失敗は、片付けと大掃除を並行して行おうとして余計な時間がかかってしまったり、片付けが終わらず収拾がつかない状態になってしまったりすることです。大掃除も片付けも、やり慣れていないことにはかなりの時間がかかってしまうので、それぞれ十分な時間をとって取り組むようにしましょう。余分な物が少ない方がスムーズに掃除が進むので、大掃除のスケジュールが決定したら当日までに断捨離をしておくのがおすすめです。
キッチンの大掃除チェックリスト
キッチンの大掃除場所一覧
毎日の食事作りで使うキッチンは、大掃除でもしっかりと時間をかけて対応したい場所のひとつです。キッチンを使うたびにこまめに掃除をする習慣をつけておくと、大掃除のときに楽ができるのでおすすめです。キッチンで大掃除を行う場所は以下のとおりです。
・シンク、排水口
・コンロ
・換気扇
・冷蔵庫
・電子レンジ
・食器棚、食品棚
キッチンの大掃除に必要なグッズや洗剤
キッチンの大掃除では、汚れの種類に応じたグッズや洗剤が必要です。キッチン掃除専用の洗剤のほか、重曹とクエン酸、酸素系漂白剤があると便利です。手肌への負担を防ぐためゴム手袋を使用し、汚れの掃除や拭き取り用にスポンジや雑巾を準備しましょう。
キッチンの大掃除のポイント
キッチンは家の中でも特に、油汚れや水アカなど、いろいろな種類の汚れがある場所です。汚れの種類によって、もっとも効果がある洗剤を使うのが効率的にキッチンの大掃除をするポイントです。油汚れには重曹、水アカにはクエン酸が効果的です。
キッチンの大掃除では、冷蔵庫の中の掃除も念入りにしましょう。固く絞った雑巾で水拭きして、アルコール除菌剤を使って除菌するのがおすすめです。
洗面所の大掃除チェックリスト
洗面所の大掃除場所一覧
洗面所の大掃除では、洗面台の落ちにくい汚れ落としが中心となります。また、普段はなかなか整理整頓が難しい棚の中の小物類も、大掃除のタイミングではしっかりと確認してください。洗面所で大掃除が必要な場所のリストは以下のとおりです。
・洗面台
・洗面台下の収納棚
・排水口
・鏡
・収納棚の中
・床と壁
洗面所の大掃除に必要なグッズや洗剤
洗面所の汚れは、水回り専用の洗剤、重曹とクエン酸を使います。ブラシとスポンジ、水分を拭き取る雑巾も準備してください。カビが発生している場合には、カビ取り剤をラップで馴染ませるのがおすすめです。
洗面所の大掃除のポイント
洗面所の大掃除では、いつも使っている洗面台の掃除がメインとなります。洗面ボウルはもちろん、蛇口と鏡の水アカも落としましょう。水を含ませたメラミンスポンジで軽くこすり、水分をしっかりと拭き取ってください。
浴室の大掃除チェックリスト
浴室の大掃除場所一覧
水回りの中でも特に、ぬめりやカビが気になるのが浴室です。毎日のお掃除では取りきれなかった頑固な浴室の汚れは、大掃除のタイミングで徹底的に落としましょう。浴室の大掃除場所のリストは以下です。
・天井、換気扇
・鏡
・床、壁、ドア
・浴槽
・排水口
浴室の大掃除に必要なグッズや洗剤
浴室の大掃除では、普段使用している浴室用の洗剤とスポンジのほかに、重曹とクエン酸、メラミンスポンジがあると便利です。大掃除をした後に水分を拭き取るための雑巾も準備してください。
浴室の大掃除のポイント
浴室の大掃除では、いつもの掃除ではなかなか取れないカビや汚れを一掃しましょう。カビ取り剤を使用するときには、換気をしっかりとすることが大切です。手肌の保護のため、ゴム手袋の着用も必須です。
洗濯機の大掃除チェックリスト
洗濯機の大掃除場所一覧
キレイになったはずの洗濯物からイヤな匂いがする場合、大掃除では洗濯機の掃除も念入りにするのがおすすめです。洗濯機の大掃除リストは以下です。
・洗濯槽
・洗剤入れ場
・洗濯バン、排水ホース
洗濯機の大掃除に必要なグッズや洗剤
洗濯機の大掃除に使うと便利な掃除グッズは、洗濯槽専用の酸素系漂白剤です。通常の酸素系漂白剤でも代用できます。また、洗剤入れ場に残った洗剤や柔軟剤は、水を含ませた雑巾で拭き取ってください。
洗濯機の大掃除のポイント
洗濯機の大掃除では、洗濯槽のカビや汚れをキレイにしておきましょう。まずはぬるま湯をためて、規定量の酸素系漂白剤を投入します。15分運転後に数時間放置して、再度15分運転したら排水して漂白剤を洗い流します。
トイレの大掃除チェックリスト
トイレの大掃除場所一覧
トイレ掃除は気が進まず面倒だと感じる人が多いかもしれません。しかし、汚れが溜まりやすい場所だからこそ、大掃除で徹底的に掃除をしておきましょう。トイレの大掃除リストは以下のとおりです。
・便器の中
・便器の外
・壁、床
・手洗い場、タンク
トイレの大掃除に必要なグッズや洗剤
トイレを大掃除するときには、トイレ専用の洗剤と重曹、クエン酸も活用しましょう。ゴム手袋と便器用ブラシは必須です。使い捨てタイプのお掃除シートがあると、トイレの大掃除がより手軽に進められます。
トイレの大掃除のポイント
毎日の軽い掃除をしておけば、便器の頑固な汚れは防げます。普段の掃除で意外と忘れがちなのが、壁や床の掃除です。水や尿の飛び散りがあるので、重曹とクエン酸スプレーで拭き掃除を行いましょう。
お部屋(リビングなど)の大掃除チェックリスト
お部屋(リビングなど)の大掃除場所一覧
リビングや部屋の大掃除では、まず片付けをしてから掃除すると効率的です。大掃除のタイミングで、不要になったものを処分するのもおすすめです。リビングや部屋の大掃除場所リストは以下のとおりです。
・床
・エアコン
・窓ガラス、サッシ、網戸
・照明器具
・天井、壁
・カーテン
・家電
お部屋(リビングなど)の大掃除に必要なグッズや洗剤
リビングや各部屋の掃除をする際には、床の素材に合った掃除方法を選ぶことが大切です。掃除機や床用洗剤、ワックスなどを活用しましょう。窓ガラス専用の洗剤とワイパー、サッシ掃除には不要になった歯ブラシもあると便利です。
お部屋(リビングなど)の大掃除のポイント
普段の部屋掃除でなかなかできないのが、エアコンの掃除です。大掃除のタイミングで、エアコンの掃除も必ず行いましょう。エアコンの自動洗浄機能も活用してください。結露による湿気や埃が溜まると、カビが発生しやすくなります。エアコン前面のフィルターを外して洗浄し、しっかりと乾燥させてから戻します。エアコン内部の匂いが気になる場合には、専門業者に内部の洗浄を依頼するのがおすすめです。
ベランダの大掃除チェックリスト
ベランダの大掃除場所一覧
室内に比べて優先順位が低いので、ついつい掃除が後回しになりがちなベランダですが、大掃除のタイミングでしっかり掃除してください。ベランダの大掃除の掃除場所リストは以下のとおりです。
・網戸、雨戸
・床
・手すり
ベランダの大掃除に必要なグッズや洗剤
ベランダには土埃が溜まりやすいので、ちりとりとほうきで土埃を集めてください。埃がたつのが気になる場合には、新聞紙を濡らしてちぎり、ベランダにまいてからちりとりとほうきで掃いて捨てる方法がおすすめです。
ベランダの大掃除のポイント
ベランダは、2〜3か月に1回掃除するのがおすすめです。大掃除でベランダの掃除をしたら、次は2〜3か月後に掃除しましょう。ベランダ掃除は土埃が舞うので、小雨や曇りの日か、風がない日に大掃除するのがおすすめです。集合住宅の場合には、近隣のお宅に配慮してベランダ掃除をしてください。また、ベランダの大掃除をする場合には、まずベランダに置いてあるものを片付けてから掃除をスタートします。不要なものは大掃除のタイミングで処分しましょう。
玄関の大掃除チェックリスト
玄関の大掃除場所一覧
室内よりも掃除頻度が低い玄関は、大掃除のときに徹底的にキレイにしましょう。来客が増える年末年始を前に、家の顔ともいえる玄関の掃除をしておくのがおすすめです。玄関の大掃除リストは以下のとおりです。
・ドア
・天井、照明
・床、壁
・靴箱
玄関の大掃除に必要なグッズや洗剤
外部から土埃が入る玄関では、まずほうきとちりとりで土埃をとってから水拭きまたは洗剤で掃除します。重曹や酸素系漂白剤、ゴム手袋と雑巾を準備してください。
玄関の大掃除のポイント
玄関の大掃除では、土埃が舞うので、水で濡らした新聞紙をちぎって埃を吸着させてから掃除するのがおすすめです。ドアや床は固くしぼった雑巾で水拭きするか、汚れがひどいときには洗剤を使ってください。
プロの大掃除は「クリーンクルー」にお任せ!
業者掃除のメリット
年末の忙しい時期に大掃除をする余裕がないという人は、掃除のプロにハウスクリーニングを依頼するのもおすすめです。プロの技でピカピカになった自宅なら、毎日の掃除もはかどります。クリーンクルーでは、汚れが気になる場所をまとめて依頼できるプランが59,800円です。
クリーンクルーのおまかせおそうじ7ヵ所セット
料金相場
クリーンクルーでは、レンジフード、キッチン、浴槽、トイレ、洗面所、窓、床の7点をまとめて掃除してくれるプランが、通常価格より41%とお得に依頼できるチャンスです。この機会にぜひ、掃除のプロに依頼してみましょう。
大掃除の後にキレイを保つための工夫
汚れたらその都度掃除をする
大掃除で家中がピカピカになったら、キレイな状態をできるだけ長くキープしたいと思うものです。キレイな状態を維持するためには、使うたびにちょこっと掃除をするのがおすすめです。汚れたらこまめに掃除すると、汚れがこびりつかず、簡単に落とせます。家族みんなで自宅をキレイに保つ意識を共有して、汚した人がその都度掃除するようにしましょう。個々の負担にならずに、大掃除の後もキレイな状態を保てます。
カビは発生する前に防ぐ
湿気が溜まりやすい水回りなどのカビは、大掃除でしっかりとキレイにしたら、再びカビが発生するのを防ぎましょう。カビは発生してからだと除去しにくいので、まずは発生を防ぐことを心がけてください。水回りを使ったあとの換気はもちろん、水分が残っていたらタオルなどでしっかりと拭き取ることで、カビの発生を抑えることが可能です。洗面台や浴室、キッチンシンクは、使用後には水分を拭き取ることを習慣づけましょう。
油汚れは便利グッズ活用で汚れを予防
大掃除では、キッチンの換気扇やコンロの油汚れも念入りに洗浄します。油汚れも、再び汚れてしまうと掃除が大変な汚れのひとつです。そのため、大掃除の後には、便利グッズを活用して汚れを予防するのがおすすめです。コンロの周りには油跳ね防止のシートを使えば、シートが汚れたらはがして新しいものに交換するだけなので簡単です。また、キッチンの換気扇には、使い捨ての換気扇フィルターを設置すれば、こまめに交換してキレイを保てます。
まとめ
大掃除は、1年の汚れをすっきりと落として、気持ちよく新年を迎えるのに欠かせない掃除です。掃除をする場所が多いので、大掃除リストを作って計画的に進めていきましょう。この記事で紹介したリストの作り方とわかりやすいテンプレートを参考にしてください。チェックリストが管理できるアプリなどを活用するのもおすすめです。大掃除が大変だと思ったら、お掃除のプロであるクリーンクルーに大掃除を依頼してみてください。
クリーンクルーのハウスクリーニング