オーブンレンジの掃除方法を徹底解説!頑固な汚れの落とし方、臭いの取り方を紹介 コラムハウスクリーニングキッチン 公開日:2023年08月29日 更新日:2023年08月30日 【目次】 ・どうして汚れる?オーブンレンジの汚れの原因 ・蓄積したオーブン汚れの掃除方法【重曹】 ・頑固なオーブン汚れの掃除方法【クエン酸】 ・オーブンレンジの嫌な臭いの取り方 ・オーブンレンジの掃除でやってはいけないことは? ・オーブンレンジの汚れを予防する方法 ・どうしても取れないときはプロに依頼するのがおすすめ ・オーブンレンジ掃除をプロに依頼した場合の費用相場 ・まとめ どうして汚れる?オーブンレンジの汚れの原因 オーブンレンジは食材を効率よく加熱できる、時短料理でも大活躍の家電です。しかし、食材を直接入れる家電だからこそ汚れやすく、きれいを保つためには毎日のお手入れが大切になってきます。 オーブンレンジの汚れの原因は、主に以下の3種類です。それぞれの汚れの特徴についてチェックしていきましょう。 ・水アカ オーブンレンジで食材を温めると、水蒸気が発生します。その水蒸気が冷えて、水アカに変化していきます。水アカは、油汚れと混ざるとさらに頑固な汚れになるので、早めの掃除が重要です。 ・油汚れ 惣菜や調理済みの冷凍食品など、油を使った料理は数多くあります。それらの油分は水蒸気とともに庫内に広がり、油汚れとなるのです。油汚れは、一度こびりつくとなかなか落ちません。 ・焦げ付き 庫内に油汚れや食品の汁などの汚れがついたまま使い続けていると、汚れが過剰に熱されて焦げ付くことがあります。焦げ付きは、最も落としにくい汚れです。これらの汚れは、放置しているとこびりついて落としにくくなるので、見つけたら早めに掃除しましょう。 蓄積したオーブン汚れの掃除方法【重曹】 蓄積したオーブン汚れは非常に落としにくいです。そこでおすすめなのが、重曹を使ってオーブンの汚れを落とす方法です。重曹は洗浄力が強く、自然由来の洗剤なので小さな子どもがいる家庭やペットを飼っている家庭でも安心して使えます。 それでは、必要なものや手順について詳しく見ていきましょう。 掃除に必要なもの 重曹を使ったオーブンレンジの掃除に必要なものは以下の通りです。 ・水(200ml) ・重曹(小さじ2) ・オーブンレンジ対応の耐熱容器 ・柔らかいスポンジやふきん ・キッチンペーパー ・使い古した歯ブラシなどのブラシ 掃除手順 まず、重曹と水を混ぜ合わせて重曹水を200ml作ります。重曹水は水100mlに対して重曹小さじ1杯の割合で作ってください。次に重曹水をオーブンレンジ対応の耐熱容器に入れ、5分ほど加熱します。加熱後は扉を閉めたまま10分から15分ほど時間をおいて、重曹の成分を庫内全体に行き渡らせてください。その後、キッチンペーパーを重曹水で濡らしながら汚れを拭き取りましょう。汚れが十分に浮き上がらず落ちにくい場合は、重曹水を浸したキッチンペーパーで汚れた箇所にフタをして、重曹の成分を浸透させてからこすると落ちやすくなります。 焦げ付きのような頑固な汚れは、重曹と少量の水を混ぜて重曹ペーストを作り、気になる箇所に塗ってからブラシで軽くこするとよいでしょう。 庫内がきれいになったら、柔らかいスポンジやふきんを水に濡らし、固く絞ってから水拭きをしてください。重曹の成分が残っていると跡がついてしまうので、しっかり拭き取りましょう。その後、乾拭きをして庫内の水分を拭き取れば終了です。 頑固なオーブン汚れの掃除方法【クエン酸】 重曹と同様に、クエン酸も頑固なオーブンの汚れを落とすのに効果的です。クエン酸は酸性の性質を持っているため、アルカリ性の汚れである水アカをきれいに落としてくれます。柑橘類に含まれている天然由来の成分であり、安心して使えるエコな洗剤です。 掃除に必要なもの クエン酸を使ってオーブン汚れを掃除する際に必要なものは以下の通りです。 ・クエン酸(小さじ1) ・水(200ml) ・オーブンレンジ対応の耐熱容器 ・スプレーボトル ・柔らかいスポンジやふきん ・キッチンペーパー 掃除手順 クエン酸は主に粉末の状態で販売されているので、水に溶かしてクエン酸水を作ります。水200mlにクエン酸小さじ1程度が目安です。クエン酸水を作るときは製品の説明書なども参考にしてください。 クエン酸水ができたら、耐熱容器に入れてオーブンレンジで5分ほど加熱します。加熱後はすぐに扉を開けず、10分から15分程度放置してクエン酸の成分を庫内の汚れ全体に行き渡らせましょう。その後、キッチンペーパーや柔らかいスポンジにクエン酸水を含ませながら庫内の汚れをこすり落としていきます。頑固な汚れは、クエン酸水に浸したキッチンペーパーを直接貼り付け、5分ほど時間をおいてパックすると落ちやすくなるのでおすすめです。クエン酸水をスプレーボトルに入れて、直接吹きかけながら掃除する方法もあります。 汚れを落とした後は、柔らかいふきんなどを水に濡らして固く絞り、庫内を水拭きして残った汚れやクエン酸水の成分を拭き取ります。最後に乾拭きをして、庫内の水分を取り除きましょう。 オーブンレンジの嫌な臭いの取り方 オーブンレンジはさまざまな食品を温めるため、臭いが付きやすいです。毎日使っているとそれらの臭いが混ざり合って庫内にこびりつき、嫌な臭いになってしまいます。ここからは、そんなオーブンレンジの嫌な臭いを取るための方法を紹介します。 ①みかんの皮 みかんの皮にはリモネンという成分が含まれています。リモネンには消臭効果があり、オーブンレンジの嫌な臭いを消してくれるのです。 消臭方法はみかんの皮を数枚オーブンレンジに入れ、1~2分加熱するだけです。リモネンが揮発して庫内全体に行き渡り、嫌な臭いが消えていきます。ただし、加熱しすぎると発火する危険性があるので注意してください。 ②レモンの皮 レモンの皮も、みかんの皮と同様にリモネンが含まれています。そのため、オーブンレンジの嫌な臭いを取るのにおすすめです。 消臭方法もみかんの皮と同様、レモンの皮を数枚オーブンレンジに入れて1~2分加熱するだけです。レモンの皮がない場合はレモン水やレモンの輪切りを使用しても同様の効果が期待できます。加熱した後は揮発したリモネンが庫内全体に行き渡るよう、すぐに扉を開けずにしばらく放置しておきましょう。 ③コーヒーの出し殻 ドリップコーヒーを飲み終えた後に残るコーヒーの出し殻でも、オーブンレンジをすっきり消臭できます。 庫内にキッチンペーパーなどを敷き、その上に湿ったコーヒーの出し殻を薄く広げてください。その状態で1~2分加熱すれば、庫内に消臭成分が広がって嫌な臭いを消してくれます。臭いが消えない場合や、コーヒーの出し殻がまだ湿っている場合は、様子を見ながら加熱を繰り返しましょう。 さらに、加熱されて乾燥したコーヒーの出し殻は、靴箱やトイレなどの消臭剤としても活用できるのでおすすめです。 ④重曹 オーブンレンジの掃除に効果的な重曹には、消臭効果もあります。重曹小さじ1と100mlの水を混ぜ合わせて重曹水を作り、オーブンレンジ対応の耐熱容器に入れて3分ほど加熱してください。そのまま15分ほど放置して、重曹の成分を庫内全体に行き渡らせましょう。重曹の洗浄成分によって油汚れや焦げ付きも浮き上がるため、キッチンペーパーやスポンジなどで拭き取ると、一度に臭いも汚れも取り除けるのでおすすめです。 ⑤お酢 お酢を活用してオーブンレンジの嫌な臭いを取る方法もあります。お酢にはクエン酸が含まれているので、消臭効果が期待でき、同時に水アカも落とせます。一般的な調味料なので常備している家庭も多く、特別な用意も必要ありません。 掃除方法はお酢100mlと水100mlを混ぜ、耐熱容器に入れて3分程度加熱するだけです。15分ほど時間をおいた後に、濡らしたふきんやスポンジで庫内を拭き取りましょう。 オーブンレンジの掃除でやってはいけないことは? オーブンレンジを掃除する際にやってはいけないことは、以下の通りです。 ・オーブンレンジの庫内が熱いうちに掃除をする ・金属製のタワシを使う ・研磨剤入りの洗剤を使う オーブンレンジを使用すると、庫内が高温になります。冷める前に掃除をすると、火傷をする恐れがあるので、必ず庫内の温度が下がったことを確認してから掃除を始めてください。 また、金属製のタワシや研磨剤入りの洗剤を使うと、庫内が傷付いてしまいます。庫内の傷は温めムラや故障の原因にもなるため、注意が必要です。 オーブンレンジの汚れを予防する方法 オーブンレンジの汚れを防止するには、こまめな掃除が効果的です。油汚れや水アカは、時間が経つとどんどん落としにくくなるので、付着したらすぐに拭き取るように心がけましょう。食品カスを放置したまま使い続けると焦げ付きになるので、オーブンレンジを使う前や後に食品カスを取り除くだけでも汚れの予防につながります。市販の汚れ防止用マットや、オーブンレンジ対応のトレイなどを使って庫内が汚れるのを防ぐのもおすすめです。 食材の汁や油分が庫内に飛び散らないよう、温める際に注意することも重要です。食材は温めすぎると爆発したり油がはねたりするため、ラップなどでしっかりとフタをしたり、一度に長時間食材を温めるのではなく様子を見ながらこまめに温めたりして、汚れが飛び散らないよう工夫しましょう。 どうしても取れないときはプロに依頼するのがおすすめ キオーブンレンジは日常的に使用する家電なので、汚れも溜まりやすくなります。重曹やクエン酸を使ってきれいにする方法がありますが、長年放置してこびりついた汚れは落としきれない可能性があります。オーブンレンジの汚れがどうしても取れないときは、プロに依頼するのもおすすめです。 プロの掃除業者はノウハウとスキルがある上に、業務用の強力な洗剤や道具を使って掃除するので、自分では落としきれなかった頑固な汚れもすっきり落としてくれます。また、自分では手が届かない細かい部分まで丁寧に清掃してくれるので、オーブンレンジを長持ちさせられます。プロによる徹底的な清掃で溜まった汚れをリセットすると、簡単な毎日のお手入れで清潔な状態を保てるようになるのもメリットです。 オーブンレンジ掃除をプロに依頼した場合の費用相場 オーブンレンジの掃除をプロに依頼した場合の費用相場は、3,000円から5,000円程度です。しかし、オーブンレンジの掃除はオプションメニューとなっているケースが多く、単体では依頼できない場合もあります。キッチンクリーニングの費用相場は10,000円から15,000円程度なので、一緒に依頼するとかかる費用の総額は13,000円から20,000円程度になるのが一般的です。 汚れの程度や清掃範囲、依頼する時期などによっても価格は変動するので、依頼の前に必ず見積もりを取り、詳しい金額を確認してください。 まとめ オーブンレンジの汚れの原因は、主に水アカ・油汚れ・焦げ付きです。重曹やクエン酸を使って掃除すると、これらの汚れをしっかり落とせます。また、嫌な臭いを消すにはみかんやレモンの皮やコーヒーの出し殻、お酒なども効果的です。 掃除する際は庫内の温度に注意し、火傷しないよう気を付けてください。金属製のタワシなどを使うと機能低下や故障の原因になる可能性があります。 汚れの予防策として、こまめな掃除や汚れ防止用マットの使用などがありますが、汚れが落ちない場合はプロに依頼するのもおすすめです。 クリーンクルーのキッチンのお掃除・クリーニング
どうして汚れる?オーブンレンジの汚れの原因
オーブンレンジは食材を効率よく加熱できる、時短料理でも大活躍の家電です。しかし、食材を直接入れる家電だからこそ汚れやすく、きれいを保つためには毎日のお手入れが大切になってきます。
オーブンレンジの汚れの原因は、主に以下の3種類です。それぞれの汚れの特徴についてチェックしていきましょう。
・水アカ
オーブンレンジで食材を温めると、水蒸気が発生します。その水蒸気が冷えて、水アカに変化していきます。水アカは、油汚れと混ざるとさらに頑固な汚れになるので、早めの掃除が重要です。
・油汚れ
惣菜や調理済みの冷凍食品など、油を使った料理は数多くあります。それらの油分は水蒸気とともに庫内に広がり、油汚れとなるのです。油汚れは、一度こびりつくとなかなか落ちません。
・焦げ付き
庫内に油汚れや食品の汁などの汚れがついたまま使い続けていると、汚れが過剰に熱されて焦げ付くことがあります。焦げ付きは、最も落としにくい汚れです。
これらの汚れは、放置しているとこびりついて落としにくくなるので、見つけたら早めに掃除しましょう。
蓄積したオーブン汚れの掃除方法【重曹】
蓄積したオーブン汚れは非常に落としにくいです。そこでおすすめなのが、重曹を使ってオーブンの汚れを落とす方法です。重曹は洗浄力が強く、自然由来の洗剤なので小さな子どもがいる家庭やペットを飼っている家庭でも安心して使えます。
それでは、必要なものや手順について詳しく見ていきましょう。
掃除に必要なもの
重曹を使ったオーブンレンジの掃除に必要なものは以下の通りです。
・水(200ml)
・重曹(小さじ2)
・オーブンレンジ対応の耐熱容器
・柔らかいスポンジやふきん
・キッチンペーパー
・使い古した歯ブラシなどのブラシ
掃除手順
まず、重曹と水を混ぜ合わせて重曹水を200ml作ります。重曹水は水100mlに対して重曹小さじ1杯の割合で作ってください。次に重曹水をオーブンレンジ対応の耐熱容器に入れ、5分ほど加熱します。加熱後は扉を閉めたまま10分から15分ほど時間をおいて、重曹の成分を庫内全体に行き渡らせてください。その後、キッチンペーパーを重曹水で濡らしながら汚れを拭き取りましょう。汚れが十分に浮き上がらず落ちにくい場合は、重曹水を浸したキッチンペーパーで汚れた箇所にフタをして、重曹の成分を浸透させてからこすると落ちやすくなります。
焦げ付きのような頑固な汚れは、重曹と少量の水を混ぜて重曹ペーストを作り、気になる箇所に塗ってからブラシで軽くこするとよいでしょう。
庫内がきれいになったら、柔らかいスポンジやふきんを水に濡らし、固く絞ってから水拭きをしてください。重曹の成分が残っていると跡がついてしまうので、しっかり拭き取りましょう。その後、乾拭きをして庫内の水分を拭き取れば終了です。
頑固なオーブン汚れの掃除方法【クエン酸】
重曹と同様に、クエン酸も頑固なオーブンの汚れを落とすのに効果的です。クエン酸は酸性の性質を持っているため、アルカリ性の汚れである水アカをきれいに落としてくれます。柑橘類に含まれている天然由来の成分であり、安心して使えるエコな洗剤です。
掃除に必要なもの
クエン酸を使ってオーブン汚れを掃除する際に必要なものは以下の通りです。
・クエン酸(小さじ1)
・水(200ml)
・オーブンレンジ対応の耐熱容器
・スプレーボトル
・柔らかいスポンジやふきん
・キッチンペーパー
掃除手順
クエン酸は主に粉末の状態で販売されているので、水に溶かしてクエン酸水を作ります。水200mlにクエン酸小さじ1程度が目安です。クエン酸水を作るときは製品の説明書なども参考にしてください。
クエン酸水ができたら、耐熱容器に入れてオーブンレンジで5分ほど加熱します。加熱後はすぐに扉を開けず、10分から15分程度放置してクエン酸の成分を庫内の汚れ全体に行き渡らせましょう。その後、キッチンペーパーや柔らかいスポンジにクエン酸水を含ませながら庫内の汚れをこすり落としていきます。頑固な汚れは、クエン酸水に浸したキッチンペーパーを直接貼り付け、5分ほど時間をおいてパックすると落ちやすくなるのでおすすめです。クエン酸水をスプレーボトルに入れて、直接吹きかけながら掃除する方法もあります。
汚れを落とした後は、柔らかいふきんなどを水に濡らして固く絞り、庫内を水拭きして残った汚れやクエン酸水の成分を拭き取ります。最後に乾拭きをして、庫内の水分を取り除きましょう。
オーブンレンジの嫌な臭いの取り方
オーブンレンジはさまざまな食品を温めるため、臭いが付きやすいです。毎日使っているとそれらの臭いが混ざり合って庫内にこびりつき、嫌な臭いになってしまいます。ここからは、そんなオーブンレンジの嫌な臭いを取るための方法を紹介します。
①みかんの皮
みかんの皮にはリモネンという成分が含まれています。リモネンには消臭効果があり、オーブンレンジの嫌な臭いを消してくれるのです。
消臭方法はみかんの皮を数枚オーブンレンジに入れ、1~2分加熱するだけです。リモネンが揮発して庫内全体に行き渡り、嫌な臭いが消えていきます。ただし、加熱しすぎると発火する危険性があるので注意してください。
②レモンの皮
レモンの皮も、みかんの皮と同様にリモネンが含まれています。そのため、オーブンレンジの嫌な臭いを取るのにおすすめです。
消臭方法もみかんの皮と同様、レモンの皮を数枚オーブンレンジに入れて1~2分加熱するだけです。レモンの皮がない場合はレモン水やレモンの輪切りを使用しても同様の効果が期待できます。加熱した後は揮発したリモネンが庫内全体に行き渡るよう、すぐに扉を開けずにしばらく放置しておきましょう。
③コーヒーの出し殻
ドリップコーヒーを飲み終えた後に残るコーヒーの出し殻でも、オーブンレンジをすっきり消臭できます。
庫内にキッチンペーパーなどを敷き、その上に湿ったコーヒーの出し殻を薄く広げてください。その状態で1~2分加熱すれば、庫内に消臭成分が広がって嫌な臭いを消してくれます。臭いが消えない場合や、コーヒーの出し殻がまだ湿っている場合は、様子を見ながら加熱を繰り返しましょう。
さらに、加熱されて乾燥したコーヒーの出し殻は、靴箱やトイレなどの消臭剤としても活用できるのでおすすめです。
④重曹
オーブンレンジの掃除に効果的な重曹には、消臭効果もあります。重曹小さじ1と100mlの水を混ぜ合わせて重曹水を作り、オーブンレンジ対応の耐熱容器に入れて3分ほど加熱してください。そのまま15分ほど放置して、重曹の成分を庫内全体に行き渡らせましょう。重曹の洗浄成分によって油汚れや焦げ付きも浮き上がるため、キッチンペーパーやスポンジなどで拭き取ると、一度に臭いも汚れも取り除けるのでおすすめです。
⑤お酢
お酢を活用してオーブンレンジの嫌な臭いを取る方法もあります。お酢にはクエン酸が含まれているので、消臭効果が期待でき、同時に水アカも落とせます。一般的な調味料なので常備している家庭も多く、特別な用意も必要ありません。
掃除方法はお酢100mlと水100mlを混ぜ、耐熱容器に入れて3分程度加熱するだけです。15分ほど時間をおいた後に、濡らしたふきんやスポンジで庫内を拭き取りましょう。
オーブンレンジの掃除でやってはいけないことは?
オーブンレンジを掃除する際にやってはいけないことは、以下の通りです。
・オーブンレンジの庫内が熱いうちに掃除をする
・金属製のタワシを使う
・研磨剤入りの洗剤を使う
オーブンレンジを使用すると、庫内が高温になります。冷める前に掃除をすると、火傷をする恐れがあるので、必ず庫内の温度が下がったことを確認してから掃除を始めてください。
また、金属製のタワシや研磨剤入りの洗剤を使うと、庫内が傷付いてしまいます。庫内の傷は温めムラや故障の原因にもなるため、注意が必要です。
オーブンレンジの汚れを予防する方法
オーブンレンジの汚れを防止するには、こまめな掃除が効果的です。油汚れや水アカは、時間が経つとどんどん落としにくくなるので、付着したらすぐに拭き取るように心がけましょう。食品カスを放置したまま使い続けると焦げ付きになるので、オーブンレンジを使う前や後に食品カスを取り除くだけでも汚れの予防につながります。市販の汚れ防止用マットや、オーブンレンジ対応のトレイなどを使って庫内が汚れるのを防ぐのもおすすめです。
食材の汁や油分が庫内に飛び散らないよう、温める際に注意することも重要です。食材は温めすぎると爆発したり油がはねたりするため、ラップなどでしっかりとフタをしたり、一度に長時間食材を温めるのではなく様子を見ながらこまめに温めたりして、汚れが飛び散らないよう工夫しましょう。
どうしても取れないときはプロに依頼するのがおすすめ
キオーブンレンジは日常的に使用する家電なので、汚れも溜まりやすくなります。重曹やクエン酸を使ってきれいにする方法がありますが、長年放置してこびりついた汚れは落としきれない可能性があります。オーブンレンジの汚れがどうしても取れないときは、プロに依頼するのもおすすめです。
プロの掃除業者はノウハウとスキルがある上に、業務用の強力な洗剤や道具を使って掃除するので、自分では落としきれなかった頑固な汚れもすっきり落としてくれます。また、自分では手が届かない細かい部分まで丁寧に清掃してくれるので、オーブンレンジを長持ちさせられます。プロによる徹底的な清掃で溜まった汚れをリセットすると、簡単な毎日のお手入れで清潔な状態を保てるようになるのもメリットです。
オーブンレンジ掃除をプロに依頼した場合の費用相場
オーブンレンジの掃除をプロに依頼した場合の費用相場は、3,000円から5,000円程度です。しかし、オーブンレンジの掃除はオプションメニューとなっているケースが多く、単体では依頼できない場合もあります。キッチンクリーニングの費用相場は10,000円から15,000円程度なので、一緒に依頼するとかかる費用の総額は13,000円から20,000円程度になるのが一般的です。
汚れの程度や清掃範囲、依頼する時期などによっても価格は変動するので、依頼の前に必ず見積もりを取り、詳しい金額を確認してください。
まとめ
オーブンレンジの汚れの原因は、主に水アカ・油汚れ・焦げ付きです。重曹やクエン酸を使って掃除すると、これらの汚れをしっかり落とせます。また、嫌な臭いを消すにはみかんやレモンの皮やコーヒーの出し殻、お酒なども効果的です。
掃除する際は庫内の温度に注意し、火傷しないよう気を付けてください。金属製のタワシなどを使うと機能低下や故障の原因になる可能性があります。
汚れの予防策として、こまめな掃除や汚れ防止用マットの使用などがありますが、汚れが落ちない場合はプロに依頼するのもおすすめです。
クリーンクルーのキッチンのお掃除・クリーニング