屋根裏・天井裏の掃除方法を解説!注意点や消毒についても紹介 コラムハウスクリーニング 公開日:2023年08月29日 更新日:2023年08月30日 【目次】 ・屋根裏掃除に必要な道具・服装 ・屋根裏掃除で注意しておくべき危険なことは? ・屋根裏の掃除方法 ・屋根裏掃除で使用した道具・服の処分方法 ・屋根裏掃除の消毒方法 ・屋根裏掃除はプロに依頼するのがおすすめ ・ハウスクリーニングのことならクリーンクルー ・まとめ 屋根裏掃除に必要な道具・服装 屋根裏の汚れにはホコリや害獣などの死骸・糞などがあります。掃除をする際はこれらの汚れから身を守るために、道具や服装を準備してから行いましょう。必要な道具には、以下のようなものがあります。 ・マスク 舞い上がったホコリや害獣の糞などを吸い込まないように、マスクを着用します。できれば防塵マスクのような、防護性の高いマスクを用意しましょう。 ・ゴム手袋、ビニール手袋 屋根裏の汚れに直接触らないよう、ゴム手袋やビニール手袋を着用して作業します。害獣の糞はさまざまな雑菌がいるため、絶対に素手では触らないでください。 ・ほうきや塵取り ホコリや害獣の糞などをかき集めるために使います。 ・新聞紙や霧吹き ホコリやこびりついた害獣の糞を拭き取る際に使います。 ・消毒剤 掃除をしたあとは、アルコールやエタノールなどの消毒剤で消毒します。 ・古い服 掃除をする際には、捨ててもよい古い服を着用します。 屋根裏掃除で注意しておくべき危険なことは? 屋根裏の汚れは臭いだけではなく、害獣の糞による危険性も潜んでいます。屋根裏掃除で注意しておくべき危険なことについて紹介します。 天井が抜け落ちる 屋根裏にはネズミやハクビシン、アライグマなどが住み着くことがあります。これらの害獣の糞尿が屋根裏に溜まると天井に染み込み、雨漏りのように部屋の中にたれてくる場合があります。 尿が天井に染み込むとシミができたり、腐ってきたりします。ひどくなると天井の板が腐って抜け落ちることがあるため、放置するのは危険です。 被害が大きくならないよう、屋根裏で物音がしたら点検することをおすすめします。 ダニ・ノミの発生 害虫や害獣には、ダニやノミなどの寄生虫が潜んでいます。また、屋根裏に溜まった害獣の糞の中でダニやノミが繁殖します。 そのダニやノミが天井から部屋に侵入すると、人間にも深刻な健康被害が出てきます。ダニやノミに刺されたり、鼻炎やアトピーを発症したりする危険性もあります。 雑菌などによる感染症 害獣の糞尿には、感染症を発症するさまざまな雑菌が潜んでいます。ネズミの糞には、食中毒を引き起こすサルモネラ菌がいるため危険です。 また、アライグマはアライグマ回虫という寄生虫を保有しています。アライグマの糞の中にある回虫が誤って口から入ってしまった場合、重度の神経疾患を引き起こします。 そのため、害獣の糞が屋根裏に溜まっていたら、早めに掃除を行うことをおすすめします。 屋根裏の掃除方法 屋根裏の掃除をする前には古い服などに着替え、頭にはタオルなどを巻き、マスクと手袋を着用します。また、天井板の隙間からホコリが落ちてくるので、部屋には養生シートなどを敷いておきましょう。掃除方法は以下の手順で行います。 1.ほうきと塵取りでホコリや糞を集める 掃除機を使用すると掃除機に菌が付いて広がり、感染する可能性があります。掃除機は使用せずに、ほうきと塵取りで集めましょう。 2.こびりついた糞を拭き取る こびりついた糞は霧吹きで湿らせ、少し置いてふやかします。糞がやわらかくなったら、新聞紙で拭き取ります。 また、ホコリを舞い上がらせないようにするには、水で湿らせた新聞紙を細かくちぎってホコリの上に置いてからかき集めましょう。 3.消毒する 掃除の仕上げには、糞のあった場所を消毒します。 掃除の際には糞を直接触ったり糞を吸い込んだりしないように、十分注意しながら行ってください。 屋根裏掃除で使用した道具・服の処分方法 屋根裏の掃除が終わったら、使用した道具と服を処分します。古い服に着替えて作業するのは、最後に捨てるためです。 ダニやノミ、糞に含まれる菌が他の部屋に拡散しないために、掃除で使用したものはすべて捨ててください。ほうきや塵取り、汚れを拭き取った新聞、仕上げの消毒で使った雑巾などもまとめて処分しましょう。 屋根裏掃除の消毒方法 掃除しただけでは、臭いや害獣の糞に含まれる病原菌などは消えません。掃除の後には必ず消毒を行ってください。 消毒には、アルコールやエタノールを使用しましょう。汚れていた場所に消毒剤を吹き付け、雑巾やキッチンペーパーなどで丁寧に拭き取ります。 アルコールやエタノール以外にも、お風呂用やトイレ用の洗剤でも代用できます。その場合は殺菌力の強いものを選んでください。 屋根裏掃除はプロに依頼するのがおすすめ 屋根裏掃除を自分で行うには手間がかかるだけでなく、ウイルスに感染する危険もあります。屋根裏は狭いため作業も困難です。また、床を踏み抜かないように注意しなければいけません。そのため、屋根裏掃除はプロに依頼するのがおすすめです。 プロに依頼すると、屋根裏の隅々まで徹底的に清掃を行ってくれます。また、消毒を行き渡らせる噴射器で殺菌・消毒・抗菌までしてくれるので安心です。 無理をして自分で掃除を行うよりも、まずはプロに相談してみましょう。 ハウスクリーニングのことならクリーンクルー 屋根裏掃除で部屋の中に落ちてきたホコリなどが気になる場合は、ハウスクリーニングで部屋の中をきれいに掃除すれば安心です。 クリーンクルーの「床(フローリング)のお掃除・クリーニング」では、バキュームで床のホコリやゴミを取り除き、床の素材に合わせた専用洗剤で汚れを落とします。所要時間は1.5~2時間で税込み13,200円〜となっており、オプションでワックス塗布も可能です。 ウイルスが気になる方には「除菌清掃サービス」もおすすめです。人体に無害・無臭の専用除菌水を使用して、部屋の隅々まで除菌します。所要時間は1~2時間で、税込み22,000円〜です。 まとめ 屋根裏や天井裏は普段目が届かないところなので、なかなか掃除をする機会がありません。しかし、長年積もったホコリやゴミ、害獣の糞などが溜まっている可能性があります。これらを放置すると天井が抜け落ちたり、深刻な健康被害が出たりする危険性があるため、早めに除去する必要があります。 自分で掃除する場合は、事前に必要な道具を準備し、掃除の手順を確認してから行いましょう。また、菌を拡散させないように、使った道具はすべて処分することが大切です。 汚れがひどいようであれば、プロに掃除を依頼することをおすすめします。隅々まで掃除・消毒をしてくれるので安心です。 クリーンクルーのハウスクリーニング
屋根裏掃除に必要な道具・服装
屋根裏の汚れにはホコリや害獣などの死骸・糞などがあります。掃除をする際はこれらの汚れから身を守るために、道具や服装を準備してから行いましょう。必要な道具には、以下のようなものがあります。
・マスク
舞い上がったホコリや害獣の糞などを吸い込まないように、マスクを着用します。できれば防塵マスクのような、防護性の高いマスクを用意しましょう。
・ゴム手袋、ビニール手袋
屋根裏の汚れに直接触らないよう、ゴム手袋やビニール手袋を着用して作業します。害獣の糞はさまざまな雑菌がいるため、絶対に素手では触らないでください。
・ほうきや塵取り
ホコリや害獣の糞などをかき集めるために使います。
・新聞紙や霧吹き
ホコリやこびりついた害獣の糞を拭き取る際に使います。
・消毒剤
掃除をしたあとは、アルコールやエタノールなどの消毒剤で消毒します。
・古い服
掃除をする際には、捨ててもよい古い服を着用します。
屋根裏掃除で注意しておくべき危険なことは?
屋根裏の汚れは臭いだけではなく、害獣の糞による危険性も潜んでいます。屋根裏掃除で注意しておくべき危険なことについて紹介します。
天井が抜け落ちる
屋根裏にはネズミやハクビシン、アライグマなどが住み着くことがあります。これらの害獣の糞尿が屋根裏に溜まると天井に染み込み、雨漏りのように部屋の中にたれてくる場合があります。
尿が天井に染み込むとシミができたり、腐ってきたりします。ひどくなると天井の板が腐って抜け落ちることがあるため、放置するのは危険です。
被害が大きくならないよう、屋根裏で物音がしたら点検することをおすすめします。
ダニ・ノミの発生
害虫や害獣には、ダニやノミなどの寄生虫が潜んでいます。また、屋根裏に溜まった害獣の糞の中でダニやノミが繁殖します。
そのダニやノミが天井から部屋に侵入すると、人間にも深刻な健康被害が出てきます。ダニやノミに刺されたり、鼻炎やアトピーを発症したりする危険性もあります。
雑菌などによる感染症
害獣の糞尿には、感染症を発症するさまざまな雑菌が潜んでいます。ネズミの糞には、食中毒を引き起こすサルモネラ菌がいるため危険です。
また、アライグマはアライグマ回虫という寄生虫を保有しています。アライグマの糞の中にある回虫が誤って口から入ってしまった場合、重度の神経疾患を引き起こします。
そのため、害獣の糞が屋根裏に溜まっていたら、早めに掃除を行うことをおすすめします。
屋根裏の掃除方法
屋根裏の掃除をする前には古い服などに着替え、頭にはタオルなどを巻き、マスクと手袋を着用します。また、天井板の隙間からホコリが落ちてくるので、部屋には養生シートなどを敷いておきましょう。掃除方法は以下の手順で行います。
1.ほうきと塵取りでホコリや糞を集める
掃除機を使用すると掃除機に菌が付いて広がり、感染する可能性があります。掃除機は使用せずに、ほうきと塵取りで集めましょう。
2.こびりついた糞を拭き取る
こびりついた糞は霧吹きで湿らせ、少し置いてふやかします。糞がやわらかくなったら、新聞紙で拭き取ります。
また、ホコリを舞い上がらせないようにするには、水で湿らせた新聞紙を細かくちぎってホコリの上に置いてからかき集めましょう。
3.消毒する
掃除の仕上げには、糞のあった場所を消毒します。
掃除の際には糞を直接触ったり糞を吸い込んだりしないように、十分注意しながら行ってください。
屋根裏掃除で使用した道具・服の処分方法
屋根裏の掃除が終わったら、使用した道具と服を処分します。古い服に着替えて作業するのは、最後に捨てるためです。
ダニやノミ、糞に含まれる菌が他の部屋に拡散しないために、掃除で使用したものはすべて捨ててください。ほうきや塵取り、汚れを拭き取った新聞、仕上げの消毒で使った雑巾などもまとめて処分しましょう。
屋根裏掃除の消毒方法
掃除しただけでは、臭いや害獣の糞に含まれる病原菌などは消えません。掃除の後には必ず消毒を行ってください。
消毒には、アルコールやエタノールを使用しましょう。汚れていた場所に消毒剤を吹き付け、雑巾やキッチンペーパーなどで丁寧に拭き取ります。
アルコールやエタノール以外にも、お風呂用やトイレ用の洗剤でも代用できます。その場合は殺菌力の強いものを選んでください。
屋根裏掃除はプロに依頼するのがおすすめ
屋根裏掃除を自分で行うには手間がかかるだけでなく、ウイルスに感染する危険もあります。屋根裏は狭いため作業も困難です。また、床を踏み抜かないように注意しなければいけません。そのため、屋根裏掃除はプロに依頼するのがおすすめです。
プロに依頼すると、屋根裏の隅々まで徹底的に清掃を行ってくれます。また、消毒を行き渡らせる噴射器で殺菌・消毒・抗菌までしてくれるので安心です。
無理をして自分で掃除を行うよりも、まずはプロに相談してみましょう。
ハウスクリーニングのことならクリーンクルー
屋根裏掃除で部屋の中に落ちてきたホコリなどが気になる場合は、ハウスクリーニングで部屋の中をきれいに掃除すれば安心です。
クリーンクルーの「床(フローリング)のお掃除・クリーニング」では、バキュームで床のホコリやゴミを取り除き、床の素材に合わせた専用洗剤で汚れを落とします。所要時間は1.5~2時間で税込み13,200円〜となっており、オプションでワックス塗布も可能です。
ウイルスが気になる方には「除菌清掃サービス」もおすすめです。人体に無害・無臭の専用除菌水を使用して、部屋の隅々まで除菌します。所要時間は1~2時間で、税込み22,000円〜です。
まとめ
屋根裏や天井裏は普段目が届かないところなので、なかなか掃除をする機会がありません。しかし、長年積もったホコリやゴミ、害獣の糞などが溜まっている可能性があります。これらを放置すると天井が抜け落ちたり、深刻な健康被害が出たりする危険性があるため、早めに除去する必要があります。
自分で掃除する場合は、事前に必要な道具を準備し、掃除の手順を確認してから行いましょう。また、菌を拡散させないように、使った道具はすべて処分することが大切です。
汚れがひどいようであれば、プロに掃除を依頼することをおすすめします。隅々まで掃除・消毒をしてくれるので安心です。
クリーンクルーのハウスクリーニング