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市販のエアコン洗浄スプレーの効果は?リスクが多いって本当?
市販のエアコン洗浄クリーナーは思い立ったときにいつでも使え、手軽な掃除方法に思えますが、正しく使わないとエアコンが故障してしまうことも。エアコン内部の隅々まできれいにでき、危険やリスクもない方法を望むなら、エアコンクリーニングの専門業者に依頼しましょう。
今回はエアコンを気持ちよく使うためのエアコン洗浄クリーナーの使い方と、プロのエアコンクリーニングについて紹介します。
エアコン洗浄スプレーとは?効果はある?
エアコン洗浄スプレーとは、薬液を噴射してエアコン内部の汚れを溶かし、きれいにできるスプレーのことをいいます。水洗いや掃除機だけでは落としきれないエアコン内部の汚れをとり、エアコンに染み付いたホコリやペット、油などの臭いを軽減できます。
エアコン洗浄スプレーの種類
エアコン洗浄スプレーのうち、もっとも多く販売されているのは「フィンクリーナー」です。エアコンの空気取り入れ口にあるアルミ製の熱冷却器「フィン」に使用します。細かいひだ状になっているフィンは花粉やホコリなどが入り込みやすい場所で、汚れたままだとエアコンを作動させたときにホコリっぽさや臭いが気になってしまいます。
「ムースタイプ」は泡状の洗剤がフィン表面に張り付き、汚れを溶かして落とします。一般的には2タイプのスプレーが組になっていて、1本目の洗浄剤を使ったのちに2本目のすすぎ剤のスプレーを使って洗い流します。
「ジェットスプレータイプ」はフィンのひだに入り込んだ汚れを、強力な噴射力のスプレーで吹き飛ばします。ムースタイプのようにすすぎ剤は不要で、汚れは水と一緒にドレンホースから流せます。
ムースタイプとジェットスプレータイプはともに、ロングノズル付きのものが使いやすいでしょう。ロングノズルは、多くのムースタイプには標準的に付属しています。ノズルがファンの奥までしっかりと届き、薬液を噴射します。
「フィルタークリーナー」は、エアコンの空気吸い込み口にある「フィルター」に使用します。フィルターは空気中のホコリをエアコン内部に入れない役割を果たすもので、網状になっています。
ムース状の薬液を噴射してフィルターの汚れを浮かせるので、網目の奥までこすらずにきれいにでき、フィルターを傷めずに済みます。
「ファンクリーナー」とは、エアコンの吹き出し口の奥にある「ファン」に使います。ファンは横長の筒のような形状で、回転することで風を起こします。
ノズルから薬液を噴射し、ファン表面に張り付いて汚れを分解。多くの製品は汚れ落としのスプレーと、薬液と汚れとを洗い流すリンス剤スプレーの2本組になっています。
エアコン洗浄スプレーの成分
エアコン洗浄スプレーには、合成界面活性剤やアミノ酸系活性剤などの洗浄成分が配合されています。アルカリ電解水やエタノールなど、合成界面活性剤不使用のタイプも一部にはあります。
加えて除菌剤や抗菌剤、フィンのアルミ部分を保護して防食するための中和剤が使われている製品も市販されています。
エアコン洗浄スプレーの使い方
市販のエアコン洗浄クリーナーは、自分の都合のよいときに使えるのが一番のメリットです。とくに夏はエアコンクリーニング業者の繁忙期なので、希望の日にすぐに来てもらえないこともあります。
香り付きのエアコン洗浄クリーナーは、できれば自分の好みに合うものかを確かめてから購入を。香りに弱い方や、ほかにルームコロンなどを使っている方は、無臭タイプがよいでしょう。
エアコン洗浄クリーナーに書かれている使用方法を守り、正しく使います。クリーナーを使った後は必ずエアコンを動作させ、内部をしっかりと乾かさないとカビの発生原因になるので注意しましょう。
フィンクリーナーの使い方
ステップ1
まずは掃除中に感電しないようエアコンのコンセントを抜くか、ブレーカーを落としましょう。洗浄液がエアコンから垂れてくることもあるので、ビニールシートや大きなゴミ袋で受けられるようにセッティングします。
ステップ2
エアコンの前面のカバーを外し、フィルターと吹き出し口にあるルーバー(風向きを変える羽)も外します。そして露出したフィン表面のホコリを、掃除機で取りましょう。掃除機にブラシ状のノズルを付けると、フィンの隙間にあるホコリを吸い出しやすくなります。綿棒やつまようじ、歯ブラシを使うと、細かい部分までさらにきれいに。フィンは繊細な部品なので、力を入れすぎて傷つけないよう注意しましょう。
ステップ3
フィンクリーナーをフィン全体にまんべんなくつけていきます。クリーナーの臭いが気になることがあるので、窓を開けておくとよいでしょう。
ステップ4
そのまま10〜15分ほど放置していると、エアコン内部のドレンパンに洗剤と溶けた汚れが落ち、フィンがきれいになります。外したルーバーとフィルター、カバーを戻してコンセントを入れ、10分ほど送風運転をしましょう。エアコンの内部を乾かしておかないと、カビが発生して悪臭の原因になります。
フィルタークリーナーの使い方
ステップ1
フィンの掃除をするときに、フィルターもついでに掃除してしまいましょう。フィルターを外す前に掃除機をかけておくと、ホコリを部屋に飛び散らせずに済みます。外したフィルターを新聞紙やゴミ袋などを広げた上に置き、フィルター全体にフィルタークリーナーをスプレーしましょう。屋内ではなく、屋外やお風呂場で使うのがおすすめです。
ステップ2
フィルタークリーナーの泡が消えたら、水でしっかりと洗い流します。除菌やカビ除去をしたいときは、泡が消えてから5分ほど経ってから洗い流しましょう。雑巾などで水気を拭き取り、新聞紙の上などに置いて十分に乾くまで陰干しします。半乾きでエアコンに戻すと、カビの原因になることもあります。
ファンクリーナーの使い方
ステップ1
ファン掃除をするときはエアコンのコンセントを抜き、汚れを床に落とさないように養生をします。45Lゴミ袋の左右どちらかをハサミで切り開き、大きく広げてエアコンの下側に養生テープでくっつけ、流れ出る汚れや洗剤を受けられるようにしましょう。さらに下の床には、ビニールシートなどを敷いておくと安心です。
ステップ2
見えているホコリなどを掃除機で吸い取ったらルーバーを外し、ファンにクリーナーをまんべんなく吹き付けましょう。ゴム手袋をはめて送風口から手を差し入れ、ファンを回転させつつ吹き付けると、ファン全体に薬剤を絡められます。
ステップ3
時折ファンを回しながら20〜30分放置し、浮いてきた汚れを歯ブラシでこすり落とします。クリーナーとセットになっているリンス剤スプレーか、霧吹きの水をファンに吹き付け、クリーナーを落とします。ルーバーなどを戻したら、カビを防ぐために1時間ほど送風して、エアコン内部を乾燥させましょう。
市販のエアコン洗浄スプレーの注意点
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なぜ市販のエアコン洗浄スプレーは危険なの?
頑固なホコリやカビが溜まった熱交換器(フィン)などに洗浄スプレーを噴きかけると、エアコン内部に汚れが入り込んでしまい、水漏れの原因になることもあります。また、電気が流れる部分に洗浄液がかかってまうと、ショートして動かなくなってしまうこともあるのです。
火災や故障の原因に
市販のエアコン洗浄スプレーで落とせるのは、表面部分の汚れだけです。ジェットスプレータイプの噴射力も業者が使う高圧洗浄機には遠く及ばないので、エアコン内部の汚れを落としきることは難しいでしょう。
洗い流さないタイプのスプレーの場合、落としきれなかった汚れやホコリでフィンやファン部分が目詰まりし、かえってエアコンの効きが悪くなることもあります。また、汚れと洗浄剤が混ざってできたゴミがドレンパンと水を排出するドレンホースを詰まらせ、エアコンの水漏れの原因になってしまうかもしれません。
エアコン洗浄スプレーはエアコン内部に吹き付けて使うため、薬液をつけてはいけない部分にまでスプレーがかかってしまう可能性も。エアコンのサビや故障の原因になる、最悪は火災を引き起こすこともありえます。
一式そろえると費用が高額
エアコンを丸ごときれいにするために洗浄クリーナーを一式揃えると、それなりに費用がかかります。
たとえばフィンクリーナーが1,500円、フィルタークリーナーが1,500円、ファンクリーナーが2,500円ほど、これにドレンホースを掃除するドレンクリーナーの3,500円ほどをプラスすると9,000円ほどです。
そしてプロのエアコンクリーニングの費用相場は8,000〜12,000円ほどで、キャンペーンや時期によっては1台あたり5,000円ほどでお願いできる場合も。自分でエアコン掃除をするとなると、費用と手間、時間もかかるうえ、先に挙げたリスクがあることを考えると、プロにお任せした方がずっとお得になります。
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エアコンクリーニングの費用
エアコンクリーニングの費用相場は、家庭用の壁掛けタイプのエアコン1台につき8,000〜12,000円(税込)、お掃除機能のあるタイプは13,000〜17,000円(税込)ほどです。
天井埋め込み型のエアコンは、23,000〜28,000円(税込)ほどで、天井吊り型では23,000〜27,000円(税込)ほどが費用の目安になります。
エアコン複数台や室外機もまとめて依頼すると、お得になる業者も。1〜2年に1度はプロにエアコンクリーニングを依頼するとよいでしょう。作業時間はおおよそ60〜90分で、夜間作業が可能など、こちらの都合に柔軟に対応してくれる業者もあります。
オプションメニュー
エコ洗浄 | ¥5,500~(税込) | 環境に優しい天然ミネラル成分でエアコン洗浄。 |
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室外機 | ¥4,400~(税込) | 室外機ファンの洗浄で熱交換率もアップ。 |
防カビ・抗菌コート | ¥4,400~(税込) | 1回で驚きの効果! 汚れやカビがつきにくい。 |
※オプション、プチお掃除のみのご依頼は出来ません。なお、商品の組み合わせによって一部承れないものもございます。
※天吊タイプの室外機の場合、別途¥3,300がかかります。
キャンペーン
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注意事項
- ※故障(異音がする、取り外しができないなど)している場合や動作確認ができないものは承ることができません。
- ※修理、メンテナンス、部品交換・購入などは承ることができません。
- ※エアコンから発生するにおいは、湿度・気温等によってクリーニング作業後も発生することがあります。
- ※設置から10年以上経たれている機種についてはクリーニング作業による破損・故障の場合、当社で責任を負うことができません。
- ※クリーニング作業に使用する専用洗剤の噴霧中は近い距離に近づかないようお願いします。
- ※エアコンの真下で作業を行いますので作業スペースの確保をお願いします。なお、2名で移動できない家具がある場合には承れません。
- ※設置位置が2.7mを超えるものは承ることができません。
分解したパネルや部品を洗浄するスペースをご用意下さい。(浴室やベランダの水場などスペースが確保できる場所) - ※クリーニング作業は研磨することによって設備の仕様や素材に細かな傷がつくことがあります。
- ※防汚・撥水コーティング加工が施されているものはクリーニング作業によりその効果が損なわれることがあります。
- ※汚れによってはクリーニング作業で完全にとれない場合もございますので予めご了承下さい。
- ※設備全般において10年以上経過している機器については保障の範囲を超えることがあります。
- ※ (お願い)エアコン洗浄時の汚水はトイレなどに流させていただきます。なお、洗浄の際に使用する養生ゴミの処分をお客様にお願いしております。
- ※汚れや広さ、タイプなどによって料金が変わる場合もございます。別途お見積もりをご案内いたします。詳しくは訪問アドバイザーまでお問い合わせ下さい。
- ※20年以上経過のエアコン、レンジフードの作業は承ることができません。